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私が材料株に手を出さない理由~材料株に投資する際の注意点と対策を解説~

材料株の特徴と注意すべき点とは?

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皆さんは「材料株」ってご存知ですか?

材料株とは、新しい技術や新商品の開発、他社との業務提携など、株価を動かす材料を持っている株のことを言います。

 

材料の発表をきっかけに、株価が何倍にも上がることがあるのが魅力の1つと言えます。

だから、材料の発表を狙って、事前に株を買っておくという投資方法を取る人も居ます。

 

しかし、私はそういった投資方法を取ることはありません。

銘柄を購入する際は材料の有無はあまり重視していません。

例外を除いて、材料はあくまでオマケ程度に考えています。

 

今回はその理由と、材料の発表を待つ投資方法の問題点、そして改善点についてお話していきたいと思います。

 

目次

 

材料発表待ちの投資方法の問題点その1・その材料は確実に発表されるのか?

まず、1番重要なポイントとしては、「その材料が発表されない可能性がある」という問題です。

開発が期待されていた新しい技術や製品のプロジェクトが途中で中止になるということは、よくあることです。

 

材料の発表待ちをする投資方法をとる人によく見られる傾向で、「ここには有望な材料あるから大丈夫」と考える人が居ますが

そういった銘柄は、その企画が潰れたり、延期になった場合、急激に株価を下げることがあります。

投資を行う際は、当初考えていた材料が発表されない可能性も十分考慮しておく必要があります。

 

例・材料が延期になったニュースが出た時の株価の値動き

では実際に、材料が延期になったために株価が下落した銘柄のチャートを見てみましょう。

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この銘柄は、珍しく短期間に2回も材料の延期の可能性があるニュースが流れました。

黒丸で囲ってある2ヵ所が、その悪材料が発表された日です。

両方とも翌日にストップ安になっています。

※ストップ安とは…値幅制限いっぱいまで株価を下げること。つまりその日の限界まで株価を下げることをストップ安と言います。

 

こういうチャートを描く銘柄は、方向感が掴めないので私なら手は出しません。

手を出すならばもっと安い株価の時に仕込んでおくべきでしょう。

 

というか、実は私はこの銘柄をもっと株価が安い段階で買っていて、すでに売り抜けて利益を出しています。

材料を重視してではなく、業績が右肩上がりなことを評価して買ったのですが、

あまりに持っている材料の影響が大きすぎて、業績とは関係ない部分で株価が上げ下げをするのを見て、この銘柄からは離れる決断をしました。

私はギャンブルはしませんので、上がるか下がるもわからないような不安定な銘柄からは手は引きます。

 

 

材料発表待ちの投資方法の問題点その2・その材料の発表はいつになるのか?

次のポイントととして、「その材料が発表されるのはいつなのか?」です。

その企業がいくら有望な材料を持っていたとしても、いつ発表されるかというのは誰にもわかりません。

もしかしたら1年後、2年後…と延々と待たされることになる場合もあるかもしれません。

「これだったら、他の銘柄に資金を回していた方が効率が良かったな」なんてこともあり得えるわけです。

だから、その銘柄をそのタイミングで買う必要があるのかを購入前に考える必要があります。

 

材料発表待ちの投資方法の問題点その3・その材料が市場に評価されるとは限らない

第三の問題点として、「その材料の発表を市場は評価するのか?」という点です。

強気な人によく見られる思考パターンなのですが、

「この材料が発表されたから株価は何倍にもあがるぞ!」と思い込む人は多いです。

本人はそう思っていても、株価というのは市場全体がどう評価するかなので、

材料が発表されても思ったほど株価があがらなかったということもよくあることです。

 

客観的に見ると「その材料ってそんなにすごいことなの?」という材料であっても、

人の脳というのは都合良く解釈する部分があるので「上がるんだ」と思い込んで、発表を受けてさらに買い増しを行う人も中には居ます。

しかし、1日、2日上げただけで、あっという間に元の株価に戻ってしまったという例はたくさんあります。

 

もし材料の発表待ちをする投資方法を実行する時は「その材料を市場は評価してくれるのか?わかりやすい材料なのか?」も考慮に入れると良いでしょう。

 

材料発表待ちの投資方法による問題点その4・すでに材料は織り込み済みの場合がある

先ほどの「その材料が市場に評価されるとは限らない」と似ている部分がありますが、

「すでに材料は株価に織り込み済みである」という可能性も考えておかないといけません。

良い材料が発表されたのにも関わらず、そこがゴールとなって株価が下落していくことがあるからです。 

株をやったことのない人にはピンとこない部分があるかと思いますが、好材料、好業績の発表があったにも関わらず、

すでにその株価が割高に上がり過ぎていると「材料出尽くし」と捉えられて、売られる場合があります。

 

だからその株価が割高にあるのか割安にあるのかはチェックしておく必要があります。

当たり前のことですが、株は安値で仕込むのが鉄則です。

これは材料待ちの投資方法に関しても例外ではありません。

 

その株価が割安か割高がわからないという方は、ファンダメンタルズ分析(企業価値を分析する方法)を勉強する必要があります。

企業価値を分析するなんて、なんか難しそうだな」と思う方も居るかと思いますが

知っておくと知らない人よりもかなり優位な立場に立つことができます。

それに、専門家並みに詳しくなる必要もありません。

基本的な簡単な部分だけを知っておくだけで、投資の際に十分に役立ちます。

私はファンダメンタルズ分析の知識は下手したら初心者以下ですが(笑)

それでも、投資をする際には有効活用することができています。

株は情報戦です。知っていることは強みになります。 

ファンダメンタルズ分析についての記事もこのブログに書いていきますので、

勉強していきましょう!

※ただいま編集中です。少々お待ちください。

 

材料が度々発表されたにも関わらず、織り込み済みで株価がそれほど変わらなかった例

それでは、材料の発表があったにも関わらず、結果的に株価に大した変化が見られなかった銘柄のチャートを例にして見てみましょう。

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丸で囲ってある部分が、材料の発表があった所です。

このチャートを見ると、材料の発表後、短期的に株価は上がっていますが、そのあとすぐに値を戻してしまっていることが分かりますでしょうか?

これはこの銘柄の株価が十分割高な状態にあるため、IRがたくさん出ても株価に反応が出ないのです。

 

しかし、この銘柄を保有している人の中には「これだけのIRが出ているのに株価が右肩上がりにならないのはおかしい」「会社のIRの出し方が悪い」と客観性を失った見方をしている人も多く居ました。

挙句の果てには、この企業を罵倒し始める人まで出てくる始末。

 

客観的に見れば、株価が上がらない可能性があるということは十分に考えられたはずです。

株式投資は自己責任です。他者のせいにしているようでは成長は望めません。

 

この銘柄の株価が行ったり来たりを繰り返している間に、日本株全体は大きく上昇しました。

その時に、この銘柄に注力し固執していた人は時間と共にチャンスも同時に失ったと言えるでしょう。

 

材料待ちの投資方法を取るにしても、せめて他の銘柄にも分散しておくなど最低限の対策はとっておくべきかと思います。

株取引で大事なことは「そうならなかった時のために、事前にどう対策しておくか」です。

 

私が材料株に手を出す時の条件

以上の理由から、私が新技術や新開発などといった材料の発表を待つという投資方法を行うことは基本的にはありません。

いろいろな関門があり、不確実な要素が多すぎるからです。

私の投資方法は、起きていることに対して淡々と対処しいくという手法なので、材料の発表を待つということはしないのです。

 

しかし、一定の条件下にある場合を除き材料株に手を出すことがあります。

 

その条件とは

  • その材料が時価総額を動かすほどの可能性を持つ場合
  • 材料の発表直後の初動
  • チャートから見て買い時にある場合

細かく言えば他にもあるのですが、主にこれらの条件がそろった時に初めて動きます。

こうすることにより、「発表されるのか」「その時期はいつなのか」「市場に評価されるのか」「その材料は織り込み済みではないか?」と言った問題を1つずつ潰していくことができるからです。

 

具体的な例を見て見ましょう。

これは、私が購入対象として観察していた銘柄のチャートです。

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私はAのポイントでこの銘柄を購入しました。

購入理由は「発表された材料が好材料である」「チャートから見て上昇トレンドの初動になる可能性がある」です。

 

Aの営業日以前からこの銘柄を購入した人達の中には、含み損を抱えながら何ヶ月も耐え続け保有をしていた人も居たことでしょう。

でも材料の発表があった初動で買うことができれば、わざわざ資金や時間を減らすようなリスクを取る必要もないわけです。

おいしい所だけ頂いていくというのは、ちょっと卑怯な感じもしますが(笑)

効率やリスクを考えた場合に、このように行動するのは当然のことでしょう。

  

 

今回のケースでは、私があらかじめ定めていたルールと条件がすべて重なったので購入を実行しましたが、それ以外の場合では材料株に手を出すことはあまりしません。

 

材料株は仕手化しやすいからです。

 

仕手とは、仕手筋と言われる豊富な資金量を持つ人(集団)が、人為的に株価を吊り上げたり吊り下げたりと不正に相場操縦を行うことです。

相場操縦は違反行為です。行えば逮捕される場合もあるのですが、仕手なのか仕手でないのかを見極めることは難しく、すべてを取り締まることはできないようです。 

 

それでは仕手筋のやり口が見られるチャートを紹介します。

下記のチャートをご覧ください。

f:id:monkey-try:20180128174615p:plainこの銘柄は、特に好材料が出たわけでもないのに短期間で数倍に株価が膨れ上がりました。理由もなしに、です。

仕手筋が相場操縦をしたものと思われます。

徐々に徐々に、バレないようにジワジワと株価を吊り上げていき、最終的に暴騰させたあとで売り抜いて利益を出します。

 

仕手筋が入り、仕手株と化すと、それに乗じて利益を得ようとする者、また、何も知らずに参加する初心者などが入り乱れ、壮絶なマネーゲームが始まります。

この銘柄のチャートを見てもわかるように、とてつもない乱高下を繰り返しています。

仕手戦ではトランプのババ抜きと同じで、運の悪い誰かが大きくダメージを負う結末を迎えます。

初心者の方は仕手株と化した銘柄は危険ですので手を触れないようにしましょう。

 

そして、上記のチャートでは材料もなしにあがった例をあげましたが、

実は材料株でも仕手筋が入る場合があります。

材料の発表に乗じて、不正に株価を吊り上げる(または吊り下げる)のです。

このパターンでは、材料で株価が動いているのか仕手筋が入っているのかを見分けるのは非常に困難です。

だから私は普段は材料株には触れないし、動くとしても初動の段階のみという条件を課しているのです。

 

仕手株は短期間に株価が大きく動くので魅力的に映る人も居るかもしれませんが、

資産を大きく削られる可能性もありますので、皆さんも気をつけてくださいね!

 

私が材料株に手を出さない理由・まとめ

今回は材料を目当てに株を買う時の問題点と対策方法について書きました。 

株式取引が上手になるコツは、自分の投資方法の弱点を見つけて1つずつ潰していくことです。

自分の考えや戦略に穴がないかを見つけてみましょう。

うまくいかなかった場合をあらかじめ想定して対策を練っておけば、結構なんとかなるものですよ。

 

それでは今回はここまでとなります!お読みいただきありがとうございました!

 

※投資は全て自己責任で行いください。