サルでもできる株式投資方法

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株式投資で人はなぜ利益を伸ばすせず損失を広げるのか?その時に起きる人の心の仕組み

 利小損大から考える株式投資で起こる人の心理

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株式投資の教訓として使われている言葉の1つで、損小利大という言葉があります。

意味は「損は小さく、利益は大きく取る」です。

株に限らず、投資の基本としてよく使われている言葉です。

 

ところが、実際に株式投資をやってみると、この言葉の通りに行動することって、なかなか難しいのです。

人によっては「利益は小さく、損は大きく」と真逆の行動を取ってしまう人も多いです。この事を利小損大と言います。

なぜそのようなことになってしまうのか。

 

これには実は、人の心の仕組みが大きく関係しているのです。

 

そこで今回は、「利益を小さく、損は大きく」と利小損大に繋がる行動を取ってしまう人に起きている心の働きを具体例と共に解説していきます!

それではスタートです!

 

 

ケース1・損失を拡大させてしまうパターン

OLのKさんは、友人から「株は儲かるよ」という話を聞いて、自分も株式投資を始めることにしました。

とりあえず、自分もよく買い物しているデパートの株を買ってみました。

 

しかし購入後に、そのデパートの株価は少し下がってしまいました。

Kさんは、「下がってしまったけど、その内また戻るかもしれない」と考えて保有を継続することに決めました。

 

ところが残念なことに、デパートの株はジリジリと株価を下げ続けました。

「今、売って、その後に株価が上がり始めたら嫌だから売らない!」

Kさんはまだ売らないようです。

 

その後、さらに株価は下げ続けました。それでもKさんは売れないでいました。

Kさんは言いました。「売ってしまったら、その時点で損が確定してまうのがイヤ!」

 

損失を拡大させてしまうパターン・解説編

それではこの時、Kさんの心に何が起きていたのかを見ていきたいと思います。

 

人は誰しもが損をしたくないという気持ちを持っています。

「損することが好きでしょうがない!頼む!損をさせてくれ!」という人に、私は今まで会ったことは有りません。

「損をするのが嫌だ」と感じ、それを回避しようとするのは人として当然のことなのです。

 

しかしここがやっかいな所で、株式投資においては含み損が出ていても、売却するまでは損失は確定されていないと捉えることができてしまうのです。

 

だから、さきほどのKさんにも「損を決定させたくない」という心の働きが作動してしまっていて、損切りをするにできない状態になってしまっているのです。

 

対策としては、客観性を持つことだと思います。自分の持っている銘柄がいま、どの状況に置かれているのかを知ることです。

冷静にチャートや指標が見られるようになれば、「ああ、これは一度撤退した方がいいな」という判断を普通にくだせるようになります。

相場の流れが見られれば、どのような時に攻めて、どのような時に退くべきなのかがわかってきます。

「チャートや指標の見方がわからない!」という人は、初心者の方にもわかりやすく、使いやすい指標の1つである移動平均線について記事を書きましたので、まずはそこから学んでいきましょう。(他のことも学んでいくと、なお良いです。) www.saru-kabu.com

 

 

ケース2・   利益をうまく伸ばせないパターン

自営業のTさんは、株を始めてから3年が経ちます。

利益は毎年プラスで儲かってはいるものの、Tさんには1つ悩みがあります。

 

「含み益が増えると、すぐ利益を確定させたくなって売ってしまうんだよな」

 

Tさんの悩みとは、少ない利益の内に売ってしまって後で後悔するというものでした。

 

Tさんは銘柄選びがうまく、その後、株価が何倍にも上がる銘柄を見つけることもあるのですが、毎回早い段階で利益を確定させてしまい、その恩恵を受けることができない事が多いのです。

 

「ああ、焦って20%の含み益の時点で売ってしまったけど、あのまま持っていれば今頃2倍になっていたなぁ」

利益が出ているのは嬉しいのだけど、大きなチャンスを逃していることが悔しくて仕方がないようです。

 

なんとかして、もっと利益を伸ばしたいのですが、なかなかそれができません。

 この時にTさんに起きている心の動きをみてみましょう。

 

利益をうまく伸ばせないパターン・解説編

人は自分が得たものを失ったり奪われそうになると、焦燥感を感じます。

その焦燥感を解消するために必要なものは「安心」です。

 

築いたものを失うかもしれないという時は、早く危険がない状態に身を移し、平静を取り戻したくなるのは人間として当然の本能です。

 

Tさんの場合にも、その心理が働いています。

「せっかく得た利益が減ってしまったらどうしよう…」

と早く利益を確定させることによって、安心を得たいのです。

 

 

しかし、このTさんの行動は決して悪いものではないと私は思います。

リスクを早めに断ち切っておくというのは立派な投資戦略の1つと言えるでしょう。

実際にそうやって資産を増やしている人も多いです。

逆に、早めに利益を確定させることを利点にした戦術を考えて、特化した武器を作っても良いのではないのではないでしょうか。

 

それでも、保有を継続してもっと含み益を伸ばしたいんだ!という時は

ルールを作ることをオススメします。

自分にルールを作り、淡々とそれに従い行動するのです。

 

私が含み益を伸ばす時によく使うルールは「上昇トレンドが続いている限りは売らない」や「株価が移動平均線の上にある限りは、どんな値動きをしていようとも放っておく」というごくシンプルなルールを用います。

そして淡々とそれを実行していきます。

 

ルールを課しても最初は守れずに苦戦することがあるかと思います。

ただ、人間とは学習するものです。

子供が社会のルールに適合していくように、大人も繰り返しながら成功体験を積んでいくことができれば、ルールを守ることは当たり前にできるようになってきます。

むしろ、そういう事に関しては大人の方が理解が早いです。

 

利益を伸ばすための自分が納得できるルールを作り、それを実行してみる練習をしてみるのは如何でしょうか。

ルールとメンタルの関係性について書いた記事はこちらです! www.saru-kabu.com

 

 

まとめ

皆さんは、株式投資で利益をあげている人というと、どんなイメージがありますか?

経済に精通している人、知識が豊富な人、先見の明がある人、
いろいろなイメージがあると思います。

確かにそれらの武器を持っている人達は、他の人より有利な点があると言えるでしょう。
しかし、その人たちが全員、株式投資で成功しているかどうかとなると、それはまた別の話です。

金融関係に従事している人であっても株で失敗する事があったり、社会的に成功している優秀な人であっても「株はどうも苦手」という人は居ます。

株式市場で生き残るには、確かに最低限の知識や知恵は必要になります。
しかし、それを活かすも殺すもメンタルの在り方次第だと私は思っています。

 

それは辛いことに耐えることだったり、やる気を奮い立たせるといったタイプのメンタルではなく、勝つための行動を淡々と取り続けることができるメンタルです。

 

それでは今回の記事はここまでとなります。

 

※投資は自己責任で行いください。