サルでもできる株式投資方法

株式投資でうまくいかない時のヒント

なぜ株式投資にはメンタル管理が重要なのか?具体例と共に見る投資と心の関係

初心者が見落としがちな株取引のメンタル管理の重要性を解説

皆さんは株取引で利益をあげるために必要なことは何だと思いますか?

 

テクニック?知識?経験?

 

確かにそれらは大切なことです。どれも欠かせないものでしょう。

しかし、意外と見落とされているものが1つあります。

 

 

それは「メンタル管理」です。

 

今回はそのメンタルと投資の関係性についてお話していきます。

 

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 目次

 

なぜメンタル管理が大事なのか?

株式投資にはメンタル管理が重要」…と言っても、始めたばかりの初心者の人や株取引をしたことのない人にはあまりピンと来ないでしょう。

 

「そんなことより必勝法とか絶対に勝てる裏技とか、そういうのないの?」なんて思っちゃいますよね。その気持ち、私もわかります!

 

でも株式投資の世界では、勝つ確率をあげる方法はありますが、絶対勝てる方法というものは存在しません。

 

どんな人でも全戦全勝は不可能です。勝っている人でも部分部分を見れば負けている時は必ずあります。

株というのは勝ったり負けたりを繰り返しながら資産を築いていくものなのです。

 

そしてそういった勝っている時や負けている時、人は熱くなったり冷静さを失ったりします。

そんな時、人は普段なら絶対取らないような行動を取って、資金を危険に晒してしまうことだってあるのです!

 

だから株ではメンタル管理が必要になってくるのです。

熱くなったり冷静さを失ったりすることなく、勝率をあげつつ、致命傷を避ける選択をして実行に移す。

これが株の世界で生き残る大事なことなのです。

 

株とメンタルの関係を表す具体例

それではメンタルと株取引の関係がいかに大事かを具体的な失敗例とともに見ていきましょう。 

パターン1・上昇相場で調子にのって高値掴みをしてしまう

主婦のAさんはある飲食店の株を所有していました。

Aさんはその飲食店を普段から利用していて、そのお店が大好きでした。

 

しばらくの間、その所有株の株価は横ばい続きでした。でもAさんは気にしませんでした。

株主優待で、そのお店のクーポン券がもらえるからです。

 

しかし、ある時その飲食店が大ブームになりました!

そして株価はうなぎ上りに上昇していきました。

 

どんどん増えていく含み益に気を良くしたAさんはさらにその飲食店の株を買い増ししました。

すると更にその後、株価は上昇!止まることを知りません。

 

「だったらもっと買っておけば良かったわ」そう思ったAさんは再び買い増しをしました。

 

所がその直後です…。なんと、その飲食店の株価が急落し始めたのです!

 

今まで急激に株価をあげていた分、下がるスピードもとてつもなく早い!

 

あっという間に何十パーセントも下落してしまいました。

 

その時、Aさんはどう対応したのかというと「あんなに強かった銘柄がこんなに下がるはずがない!きっとまた上がる!」と 再び買い増しをしてしまったのです。

 

しかしその後も株価は下がり続け、上値でたくさん買い増しをしたために元々あった含み益もあっという間に消え、あとには損失だけが残りました…。

 

パターン2・自分の考えと逆をいく相場を認めず怒り出す

働き盛りのサラリーマンのCさんは、あるソフトウェア会社の事業内容を調べて、その会社の株を買うことにしました。

「この会社は(株価があがる)材料がたくさんあるから、きっと株価はあがるぞ!」

Cさんは自信満々です。資金の大半をこの会社の銘柄に投資しました。

 

ところがどっこい、待てど暮らせど毎日、株価は乱高下を繰り返すばかりで

順調に上昇する気配を見せません。

 

「いいや、この銘柄は材料がたくさんあるから、それが発表されれば絶対に上がるんだ!」

Cさんはこの株を保有し続けました。

 

こうして数カ月が経ったある日、遂にその会社から【世界的に有名な会社と提携が決定した】と材料の発表がありました!

 

Cさんは「待ったかいがあったぞ!これで株価は何倍にもなる!」と喜びました。

次の日、株は急騰してストップ高になりました!

 「やった!やはり俺の目に狂いはなかった!」Cさんはご満悦です。

 

…しかし喜びもつかの間、なんと翌日には10%落ち、更に次の日にも下落を続け、とうとう株価は元に戻ってしまいました。

 

 「そんなバカな!あの材料なら株価があがり続けないとおかしいのに!」

Cさんは納得いかないようです。

 

「フン、まあ良い。この会社はもっとたくさん材料があるからな!」

どうやらCさんはまだその銘柄を保有し続けるようです。

 

それから数カ月、株価は再び乱高下を続けるだけで継続的に上昇する気配を見せませんでした。

 

そんなある日、Cさんの保有している銘柄の会社から【新しい商品の開発に成功した!】という発表がありました。

 

 「よし、この発表なら明日はストップ高だ!」

端から見ると大した材料ではないのですが、なぜかCさんは自信満々です。

 

…結果はやはり乱高下を繰り返すだけでした。

 

Cさんは怒りました。

「この材料で上がらないのはどうかしている!」

「売る奴が理解できない!」

と他人を責め始めました。

挙句の果てには「材料の発表の仕方が悪い!」と会社を罵倒する始末。 

 

結果的にはCさんは金銭的な損失は少なく済みました。

しかし他の銘柄が上昇を続ける中で、Cさんは自分の考えに固執して1つの銘柄にすがりついていたために貴重な時間を無駄にしてしまったのです…。

 

パターン3・株価が下がり続ける事実に目を背け塩漬け

還暦間近の男性Yさんは右肩上がりを続ける海運業の会社の株を買いました。

購入理由は、この銘柄には株主優待にクルーズ船の割引券がついてたからです。

 

「還暦で仕事を引退したら、妻と一緒にクルーズ船で旅行に行こう」とYさんは考えていました。

 

…しかし、それまで上昇を続けていた株価はある時、急落を始めます。

 

世界的金融危機リーマンショック」が起きたのです!

 

海運業はリーマンショックの煽りをモロに受けました。

 

Yさんの保有していた銘柄も信じられないスピードで株価は下落を続けていきます。

 

Yさんはショックのあまり株価を見ることをやめました。

 

「いつか下げ止まるはずだ」自分にそう言い聞かせたのです。

 

…しかし、残念ながらその後も下げ止まることを知らず、株価は落ち続けました。

 

高値掴みをしていたYさんの投資資金は一時期10分の1以下まで減ってしまいました。

将来、妻と旅行するための資金も溶けて消えてしまったのです。

 

リーマンショックから10年経過しようとしている今もなお、その銘柄がリーマンショック前の株価まで回復する様子は微塵もありません…。

 

これらの株で失敗した事例はメンタル管理で避けられた

これらの失敗を招いた原因は何でしょうか。

他人のせい?会社のせい?景気のせい?

いいえ、違います。

 

自分のせいです。

 

Aさんは上昇し続ける株価を見て楽観視して買い増しを続け、

Cさんは自分の考えに固執し続けて時間を無駄にし、

Yさんは起きている事実に目を背けました。

 

 実はこれらの失敗事例はメンタル面の管理ができていれば、すべて避けることができたものです。

 

Aさんは自分が楽観視していることに気付くことが出来ていれば、高値で買い増すことはしなかったでしょう。

 

Cさんは冷静に「自分の見解が相場とは違っているのかもしれない」という事を考えることができていれば、他の銘柄に分散するなどして資金効率をあげることができたかもしれません。

 

Yさんは下落している事実を受け入れて損切りしておけば、ダメージを抑えることができたでしょう。そして他の銘柄に乗り換えておけばリーマンショック後に始まる大相場で一財産築いていたかもしれない可能性もあったわけです。

 

 株の取引きをしたことがない人からすれば「なんでわざわざ、そんな危ない行動を取ってしまうの?」と思うかもしれません。

 

確かに客観的に見れば3人はおかしい行動を取っているのですが、

不思議なことに当の本人達は自分でそのことに気付いていないのです。もしくは気付かないふりをするのです。

自分に都合の良い情報だけを求め、都合が悪いことは見ないようにしてしまうのです。

 

ここが株取引の怖い部分です。

人の心は、お金が絡むことで客観性や冷静さを失うのです。

普段なら絶対しないような行動を取ってしまうことも起こりえるのです。

 

だから株ではメンタル管理をすることで常に客観性と冷静さを保つことが大事なんですね!

 

なぜ株式投資にはメンタル管理が重要なのか・まとめ 

株とメンタルって一見関係ないように見えるもしれませんが、

その重要性をご理解いただけましたでしょうか?

 

メンタルの在り方1つで投資成績が大きく変わってくることだってあるのです。

 

特に株や投資を始めたばかりの初心者の人は、日々、メンタルを揺さぶられ続けて苦しい思いをすることもあるのでしょう。

 

健全な投資ライフを送りたいのならば、メンタルの形成や管理について考えてみると良いかもしれません!

 

そして私の見解としましては、メンタルの形成や管理は、ルール作りと一緒に行っていくことが望ましいと思います。

株式取引を行う際の軸となるルールを決めておいて、それに沿って行動するとメンタルの形成や管理が非常にしやすくなるからです。

 

株式投資の「メンタル形成」と「ルール作り」の関係について書いた記事はこちら!

saru-kabu.hatenablog.com

 

それでは今回の記事はここまでになります!

お読みいただきありがとうございました!

 

※投資は全て自己責任で行いください。