サルでもできる株式投資方法

株式投資でうまくいかない時のヒント

絶望を売る投資家、それを拾う投資家。

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株式市場全体が暴落しているような状況にある時は、たくさんの人がパニック状態に陥ります。
早まった行動を取る人、思考停止する人、損失を取り返そうと熱くなってしまう人…。

追証による投げ売りや、便乗した空売りによる株価の下落の拡大、
また、景気の先行きへの不安などによって、その人達の心は更にかき乱されます。
だんだんと色々なメディアも騒ぎたてます。
「もう終わった」「もう駄目だ」と言葉にする人もたくさん出てきます。

しかし、これとは全く別な捉え方をする人も存在します。
「チャンスが来ている」と考える投資家も居るのです。

株価というものは「欲望」や「恐怖」などによって、上にも下にも過剰に行き過ぎることがよくあります。
株式市場全体が大きく下落している時は、有無を言わさず引っ張られるようにしてほとんどの銘柄も、つられて下がっていきます。
チャンスを狙っている人達は、その行き過ぎた銘柄、安くなった銘柄を狙っています。

投げ売りをしている人は、言うならば自分の「絶望」を売っているとも言えます。
苦しい…、辛い…、耐えられない…、恐い…。
「早く売って開放されたい」、「もう株のことを考えたくない」という気持ちになって、
株式市場から退場する人も多く出てきます。

チャンスを狙う投資家はその絶望を拾いに行きます。
絶望が深ければ深いほど、市場が悲観する人間で一杯になるほど、
その分、その後に起きる上昇もまた大きく、利幅を取ることができるからです。

しかし、その行動を取る際においても、よく注意するようにしましょう。
最初は人の絶望を拾っているつもりでいても、
暴落時には、いつの間にか自分が絶望を売る側に回ってしまっているという事が起こり得ます。

先ほども言いましたが、株価は人の感情によって行き過ぎることがあります。
そんな混乱の中で底値をぴたりと当てることは、ほぼ不可能です。
暴落時に買い向かうとしても、それに巻き込まれて、一時的に何かしらのダメージは受ける可能性は高いです。
そのことを前提におかなければ、焦りと不安から、あっという間に絶望に飲み込まれてしまいます。

ですから、まず、自分が何をしようとしているのか、その方法と目的をはっきりとさせることが大切です。
短期的なリバウンドを狙っているのか、長期的な目線で買うのか。
自分が何を狙っているのかをはっきりさせるのです。

また、その方法が自分に合っているかをどうかを考えることも大切です。
「リバウンド狙いの短期的な売買を狙ってみたけれど、その激しい値動きに自分は冷静でいられるかな?」
「長期投資を考えてみたけれど、少しの期間、含み損を抱えることになっても自分は平気かな?」
自分に合っていること、自分にできる方法を選びましょう。
頭の中で考えた計画も、実際に実行できることでなければ絵に描いた餅にしかなりません。

そして、株価の底値を狙う事は難しいですが、底値圏を探ることは、やり方によっては可能です。
下げ方を見ながら少しずつ買っていくという方法もあります。
買う時を分割していくことで、精神的な負荷を抑える役目もありますし、
底値を探りながら買うことができます。

また、ピタリと底を当てる必要はありませんし、ピタリと天井を当てる必要もありません。
頭と尻尾はくれてやっても良いのです。
欲しいのは、その間です。

絶望というのはずっとは続きません。
感情というものは、水面に起こる波紋のようなもので、広がってはいずれ消えていきます。
株式市場では、この人の心の性質は顕著に現れます。
人は、ずっとパニックで居続けることは難しいのです。
いつかは収まります。それを待っても良いのです。
相場の環境が悪い状態がずっと続き、株価が下がる所まで下がると、
少しの悪材料では反応しなくなったりします。
「底練り」や「底固め」と呼ばれる状態です。
その状態になるまで待っても良いわけです。
また、市場全体が下落しているからと言って、全ての銘柄が同じ動きをするわけでもありません。
段々とバラつきが出てきて、全体の下げに対しての反応が薄くなってくる株もポツポツと出てきます。

しかし、最近の相場はスピードが激しいので、
底を形成する前に急に上昇・反発し、置いて行かれるという可能性もあり得ます。
そういった場合にどう対応するのか。それを追っていくのか、様子を見るのか。
これもまた事前に考えておくと良いかと思います。
どうなったら、どうするのか。
前もって計画を建てておいて、焦ることのないようにしましょう。

自分は何をしたら良いのか、自分に出来ることは何かを考えていけば
おのずとやることは定まっていくのではないでしょうか。
後は、冷静さを持ってそれを実行していけば、迷う回数も減っていくことでしょう。
毎回、株に一喜一憂して振り回されていたら、どんな人だって、へとへとに疲れて消耗してしまいます。
それは、とても勿体のないことだと私は思います。