サルでもできる株式投資方法

株式投資でうまくいかない時のヒント

業績が良くても株価が下がっていく銘柄を利用した売買方法

業績に問題がないのに株価が落ちていく銘柄の需給を利用した売買の手法

株価の値動きというものは、とてもひねくれ者です。
私達が思った通りには、なかなか動いてはくれません。

例えば、その会社の業績が増収増益であったとしても、株価は必ず上がるというわけではないのです。
その株価がすでに割高にあったりですとか、成長の速度に陰りが見えてきたと判断された時、また、市場全体の地合いが悪い時など、
とことんまで売り込まれるということが起きたりします。
そういうことが起きた時、銘柄の保有者達は下がり続ける株価を見て大きくストレスを受けることになります。
そんな状況に陥った時は「やめてくれ。業績は良かったじゃないか。一体どこまで売り込むつもりなんだ」
と泣きたくなってくることでしょう。
結果的にその後、株価の下落が解消され、元の値まで戻したとしても、
その間に受ける精神的な負荷は計り知れないものがあります。

ただしそれは、その銘柄の保有者の立場からの話であって、
その銘柄を持っていない者からすれば、チャンスであったりします。

株価が下がれば下がるほど買いたいと考える人は増えていく

しかし、実際に株価が大きく下がっていく様子を見た時、
なかなかその銘柄に手を出すのって気が引けたりしますよね。
「一体どこまで落ちるのだろう…、怖くて手がだせないな…。」
そう思ってしまう人は多いと思います。

でも、見方を変えると「下がれば下がるほど下値は限られてくる」と考えることもできます。
なぜなら、その銘柄が業績が好調であれば、
株価が下がるほどに、その銘柄を買いたいと考える人間が増えてくるからです。
そういった人の心理を利用した売買の仕方というものもあります。

これは、私がその方法を使って売買をした、ある銘柄のチャートです。
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このチャートの流れを分かりやすくするために、A・B・Cの3つの期間に分けて説明します。
この銘柄の会社の業績は好調だったので、それを受けてジグザグな形をしながらも株価が上昇をしていったのがAの期間です。
そして、株価が高くなったことと、また、地合いの悪さに引っ張られたことなどが原因で、株価が急落しているのがBの期間です。
その後、決算発表で業績に何も問題がなかったにも関わらず、再び地合いの悪さと需給の面で強引に売り込まれたのがCの期間です。

色々な要因が重なり、株価が高値から数十パーセント下落し、この銘柄は割安圏内に突入しました。
そしてそれを見てチャンスを待っていた私は、運良く、うまく直近の底値で仕込むことができました。
下のチャートで言いますと、Dのポイントです。その後、株価は反発して上昇しましたのでEの値幅分、利益を頂くことができました。
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なぜDの辺りで仕込んだのかと言うと、理由は色々とあるのですが、
まず1つは、先ほども説明しましたが、業績に問題がないにも限らず、
株価が大きく下落し、割安圏内まで来たことで、
この銘柄を買いたいという層が出てくるので株価の反発が狙えるという点。

その人達はじっと待っているわけです。株価が底打ちし、反発する時を。
下がるほどに、その買いたいという欲求は大きくなっていきます。
あとは、その人達の買いが入るであろうタイミングを掴むだけです。

そして、それに繋がる2つ目の理由は、
過去の傾向からして、短期の急激な下落による株価のリバウンドの上昇が高い確率で期待できる、という点です。
私は、この銘柄は前々から監視していて、過去の指標やチャートを見ていましたので、
ある程度、その銘柄が持つ癖のような傾向を把握していました。
過去の指標と比べても、かなり割安なレベルまで来ていることや
短期間で移動平均線からの急激な乖離が発生すると、ある程度の所で反発する確率が高いということなど、
その銘柄の値動きの傾向を、前もって観察したり調べたりしていました。
そして結果的には、そうして購入した株価は底値となり、反発をうまく掴むことができました。

が、しかし、これはたまたま上手くいっただけであって、
そうとはならない場合も当然、可能性としては有り得たわけです。
例えば、購入した部分が底とはならなくて、それ以上に大きく下がり続けるということも起こり得ることですよね。
その場合の対策として、それ以上の底値を更新するようであれば完全にそこで損切りをするということは予め決めておきました。
それならばダメージは小さく済みますし、また底値を確認して買い直すこともできます。

さらに、今回は買うタイミングをわざとズラして分散させました。
最初に少し多めに買い、その後、株価が上がるのを確認しながら少しずつ買い増ししていったのです。
そのたびに、同時に損切り・利確の売却ラインも切り上げていきます。
そうすることによって、利益を減らす可能性を少なく抑えることができるからです。
いずれこのブログでも取り上げようと思っていますが、この売買の手法を「ピラミッティング」と言います。

そして、ある程度、株価が上昇して含み益が増えた時点で、一部だけを残して利益を確定させました。
こうすることで利益を確保しつつ、さらに株価が上がった場合においても備えておきます。
そこから下がるようであったとしても、株数が減っていますのでダメージは小さくて済みます。

株の売買においては、自分がより有利に立ち回るためには、どう行動すべきかを考えていくことが大切です。
それは、自分が得意とする領域になるまでは勝負にいかないということであったり、
また、自分が優位になる状況を自ら作り出していくということが必要です。
実生活の中で、そんな自分勝手なことをしていたら周りからは嫌われるかもしれません(笑)
でも株式市場においては、自ら進んで不利な状況に身を置く必要はどこにもないでしょう。

これからご紹介するチャートは、先ほどの銘柄とは別の銘柄のものですが、
やっていることは先ほどと同じようなことです。
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延々と落ち続ける株価を観察しながら、Fの付近で様子を見て買っていき、
上昇と共に買い増して、さらに利確のポイントも同時に切り上げていくと言った感じです。
結果として、短期間でチャートのGの分の幅の利益を伸ばすことができました。
さきほどの銘柄とは、少し事情も違うので全く同じ方法を取ったわけではないのですが、
下がり過ぎた際の、リバウンドを狙ったという部分では同じです。


株価は急激に下がり過ぎたり、下がり切ったりした場合は、後は上がるしかなかったりするということがあります。
その性質をうまく利用して売買を行うという方法もあるのです。
人の数以上に、株式投資には色々な方法があります。
何を選んでいくかは自分の自由です。
ただ、どの方法を取るにせよ、大事なことはリスク管理や資金管理です。
売買をする際には計画を建てて、自分をコントロールするように心がけていきましょう!

※投資は自己責任で行いください。