サルでもできる株式投資方法

株式投資でうまくいかない時のヒント

株価が大暴落した場合のことは、予め考えておこう。

予期していないことは起こり得る

稀にですが、個別の銘柄で大暴落が起こる事があります。

そこには様々な要因があり、事前に避けられたもの、避けようのなかったもの、

暴落の原因は色々あるのですが、

いつかどこかで起きていることは確かです。

 

確率で言えば、株式投資をしていれば、誰にだって、

その大きな暴落に巻き込まれてしまう可能性はあるのです。

 

今日は、個別銘柄の株価が大暴落した時の事は、確率は低くとも

一応考えておいた方が良いというお話をしていきます。

 

株価が大暴落した時のチャート

では、まずは例として、

最近、株価が急激に下落した銘柄の株価チャートを見てみましょう。

 

その会社は、業績は急成長を続けていたのですが、

不正が発覚したために株価が暴落となりました。

f:id:monkey-try:20180910121708p:plain

ひと月の区間に区切って見てみると、2100円台から500円まで下落しましたので、わずか一ヵ月で下落率75%超となりました。

 

不正が発覚した翌営業日からは、3日連続でストップ安となり、

その間は1600円から500円と値を下げましたので、

そこから考えた場合は、3日間で下落率68%となります。

 

こういったことは稀にですが、起きてしまうことです。

特に最近は、企業の不正による株価の大幅の下落を目にすることは多いですよね。

 

75%減ると、元に戻すのに4倍増やさないといけない。

説明するまでもないと思いますが、

大きく減ってしまうと元に戻すのになかなか大変なわけです。

 

例えば、資産が50%減ってしまった時は、

そこから50%増やしただけでは元に戻らないですよね。

100%増えてようやく元に戻ります。

2倍にしないといけません。

 

金額で言うと、100万円が50%になったら50万円ですが、

50万円が50%増えても75万円にしかなりませんよね。

 

今回の場合ですと、75%減りましたので、

元に戻るためには、ここから株価が4倍も上がる必要があります。

巷でよく、「資金管理は怠るな」「損切りは徹底しろ」なんて言われているのはこのためです

ダメージが浅い段階にあれば回復も早いですからね。

 

歴代の連続ストップ安の記録は…

ただ今回のような連続のストップ安に巻き込まれた場合は脱出できなくなりますので、注意が必要です。

 

ちなみに今回の銘柄のストップ安は3日連続でしたが、

歴代の連続ストップ安の記録は20日連続です。

これは過剰なバブルに、不正と様々な問題が重なったので、今回と少し事情は違いますが。

 後に、値幅制限の拡大措置が取られることとなりましたので、

今後、この記録が破られることはまずないでしょう。

 

自分が取っているリスクは確認すること

話が少し反れました。元に戻しましょう。

 

最初にご紹介した銘柄を、

もし、資金を集中させ、さらに信用取引で購入していたとしたら、

かなり厳しい立場に追い込まれていたことでしょう。

中には、今回の下落で市場から退場した人も居るはずです。

 

今後、この銘柄の株価が底を打ち、反発するのか、それともズルズルと下がるのかは、

わかりません。

私は元々、この銘柄をチェックしていたわけではないですし、

今後どういった展開を迎えるのかが見えてこないので、手は出す気も調べる気もありません。

 

しかし、ここに集中投資してしまった人にとっては、気が気でないでしょう。

心中察するに余りあります。

 

こういったことに巻き込まれた時にダメージをできるだけ少なくするには、

事前の策としては、銘柄を分散させること、資金管理に気を付けることなど

対策方法がありますよね。

何かあった時を想定して、前もって準備しておけることもあるはずです。

 

しかし別に、私は決して集中投資や信用取引を用いた方法を否定している訳ではございません。

資産を早く大きく増やす手法としては、本人の覚悟次第では、そういった方法を取っても良いと思います。

 

ただし、本当に覚悟があれば、の話です。

 

成功している姿だけを考えてはいけない

株式投資をする人の中には、自分が成功するイメージだけを持って行動してしまうという人が居ます。

ある意味ポジティブで良い性格とも言えますが、

株式投資においては少し慎重になる必要があります。

前しか見ていないと、時に危険な状況に陥る場合があるからです。

 

例えば、株式投資で大きく成功した人の体験談が書いてある書籍や雑誌を読んで、

自分も気が大きくなって、

「自分もうまくやるぞ!」「自分にも出来る!」と思い込んだ挙句、

許容範囲を超えた過剰なリスクを取ってしまうという人も中には居るのです。

 

しかし、その本の中の人には出来たからといって、

何故自分にも出来ると言いきれるのでしょうか?

 

人はそれぞれ感じていることも違えば、考えていることも違うのです。

見ている視点も違ければ、判断の仕方も違います。

人の方法が自分に合うとは限りません。

さらに、地合いによっては通用しなくなる手法も数多く存在します。

 ですから、その方法が必ずうまくいくとは限らないのです。

 

成功した姿を想像するなと言っているわけではありません。

それでは片手落ちだということです。

成功の裏には、常に失敗があります。

そのことも含めて考えなければいけません。

 

「その行動が失敗に繋がった時のことは頭に入れておく」

これは、リスクを取っていく上では、必ず持っていなければいけない考えです。

 

もし、何らかの重大な不足な事態が起きた時に、

自分はそれに耐えることが出来るのか? 

そのお金のほとんどを失うこととなっても良いのか?

ということは熟考しておきましょう。

 

そして、その上で、それでも良いと考え、

尚且つ、適切にリスクと資金の管理ができるのであれば、

集中投資や信用取引で大きく利益を狙っていく戦略を取っていくのも良いでしょう。

それは個人の自由でありますし、立派な戦略の1つでし、強力な武器とも言えるでしょう。

 

想像と現実は違う

しかし、そこでも注意して頂きたいのは、

いくら頭の中で「私はこれくらいのリスクならば取っても構わない!」と覚悟していたとしても、

実際にことがに起きた時に、それを許容できるかはまた別の話だったりするのです。

実際に大きく資産が減った時は、自分の思っている以上に精神的に大きくダメージを受けたりします。 

ですから、実際に体験してみないと、その痛みの本当の所は分からないという事は頭に入れておいてください。

一度、資産が増減した時に、自分の心がどう動いているのかを冷静に観察してみるのも良いと思います。

心の動きと、その影響によって、自分がどう判断や行動を起こしてしまうのかを事前に把握しておきましょう。

そうすれば、自分に合ったリスクの取り方も見えていきます。

 

本当にそのリスクの取り方で良いのかをしっかり確認することは、

株式投資を行う際に、最も大切なことの1つです。

 

とてつもなく大きく一発を当てた人の影には、

累々の屍が転がっていることは、ゆめゆめお忘れのないように。

 

まとめ

株式投資では、

どうすれば、その失敗をした時に傷が軽く済むのか、

どうすれば、その失敗を極力回避することができるかを

事前にシミュレーションして考えておくことが大切です。

 

失敗はどれだけ注意していても起きることです。

人間なのですから、それは仕方のないことです。

また、自分には落ち度がなくても、避けようのない不慮の事故に巻き込まれることだってあります。

 

肝心なことは、その時の対応を予め準備しておくということです。