サルでもできる株式投資方法

株式投資でうまくいかない時のヒント

株価が暴落した時、人は自分の心の知らない一面を見ることになる

株式投資をするならば、自分の心がどう動くのかを把握しておこう

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株式市場において、人の心は常に激しく動き続けています。

株価が上昇し続けている時、人は楽観的、そして強気な心理に傾きます。

逆に、株価が下落し続けると、不安や焦りといった弱気な感情に支配されます。

 

特にその中でも、心の動きが浮き彫りになる時が「株価が暴落した時」です。

この時、本人でも知らなかった自分の心の一面と向き合うことになります。

株価の暴落を初めて体験した人の中には「自分がこんなに動揺するとは…」と驚く人も多いです。

 

しかしこういった経験は、捉え方を変えると「次に繋がる貴重な経験」と見ることもできます。

今回は株価が暴落した時に掛かる精神的な負荷や、そこから見えてくる投資方法を見直すためのヒントについて書いていきたいと思います。

 

目次

 

 

人は意外と自分のことをよく知らない

人は、自分のことは自分が一番よく分かっていると思いがちです。

確かに他人よりは把握している部分はあるかもしれません。

しかし、全てを把握しているかとなると、それはまた別の話です。

 

株価が暴落した時、人は思わぬ行動に出ることがあります。

普段なら絶対にしないような危険な行動を取ってしまうのです。

 

「よく調べもしないで無計画に買い増しに走ってしまった」とか、

「長期で考えていたのに、一時的な株価の下落に動揺して銘柄をすべて投げ売りしてしまった」など、

当初の計画通りに動けなくて、意外な自分の一面を見たという人も多いのではないでしょうか?

 

人はその状況におかれて初めて、自分がどう反応するかが分かったりするのです。

 

精神的な負荷も考慮して戦略を立てる必要がある

株式投資でうまくいかない人は、この「自分の精神的な動き」までを考慮に入れて戦略を立てていなかったりします。

しかし、実は株式投資において、ここが一番重要な肝の部分なのです。

売買を判断をするのは自分です。ここが揺らぐと計画そのものがグラつくことになります。

自分がその時、どのような心の動きをするか、そしてどこまでの精神的な負荷に耐えられるのかを知った上で計画を練らなければ、

いざその時が来た時に、予想外の行動に出てしまうことがあります。

 

株式投資で戦略を立てる時は、ただ企業が出す数字や株価のチャートを追うだけではうまくいかないことがあります。

自分の感情も含めた上で、自分にあった投資方法を確立させていく必要があるのです。

 

株式投資では、精神的な負担もコストの中の1つである

株式投資でコストというと皆さんは何を思い浮かべるでしょうか?

売買手数料、セミナーの参加費、投資に関連する書籍の購入費…

各自それぞれ思い浮かぶものがあるかと思います。

 

しかし実は株式投資には金銭面以外のコストというものが存在します。

その中の1つが「精神的な負担」です。

株式投資をしていく中で、時として心に重く伸し掛かるストレスは馬鹿にできるものではありません。

人によっては日中、仕事どころではなくなり、場合によっては不調を来たすこともあるほどです。

 そこで考えなければいけないことは、「今、自分が行っている投資方法は、

精神面の負荷から見て、自分に合っている投資方法と言えるのか?」ということです。

 

例えば、投資方法としてファンダメンタルズ重視の長期投資を選択した場合、

市場全体が暴落をしたあとに株価が回復するまで長期間待つ必要が出て来ます。

株価が底を打ち、回復するまで待つという忍耐は、精神的なコストを払っていると言えるでしょう。

その挙句、待った割には結果が報われなかったりリターンが少なかったという結末を迎えることも有り得ない話ではないのです。

その不確実性に耐えなければいけないということも、また精神的なコストです。

 

誤解しないで欲しいのですが、長期投資を否定しているわけではありません。

私も銘柄によって長期間保持し続けることがあります。

今回お話したいのは、そのような事態に払う精神的なコストを考慮に入れた上で

その投資方法を選択しているのか?ということです。

実際に株価が暴落した時に「分かってはいたけど、この精神的な負荷に耐えるのは辛いものだなぁ」と感じる人も中には居るはずです。

毎度のことで慣れたので耐えられるようになったという人も居ますが、

逆に、「自分にはこの方法は合っていない」と感じる人が居るのも当然なことです。 

人それぞれ、得意なこと不得意なことは違うからです。

もし合っていないと感じた時は、その手法を改良してみたり、

場合によっては、別の投資方法を選んでも良いと思います。

 

銘柄を日を跨いで持ち越すことに恐怖を感じて、デイトレードに行き着いたという人もたくさん居ます。

一日一日の株価の値動きを気にして心が消耗するのが嫌になったと言って、株をやめて投資信託の積み立てを始めたという人も少なくないです。

メンタル面の観点から投資方法を選択していくという人は意外と多いのです。

 

それぞれの方法に一長一短あって、株式取引には「これが正解だ」という方法はありません。

「この方法が正しくて、あの方法はダメ」と白黒がハッキリしている世界ではないのです。何が正しかったのかは、未来にならないとわからないのですから。

 

自分の可能性を広げるためにも、もっと自由に選択肢の幅を広げることを考えるのも悪いことではないと思います。

 

「やってみたいこと」と「自分が得意とすること」は別な場合がある

理念に共感し、優れた投資方法を見つけたからと言って、

その投資方法が自分に合っているかは別問題です。

「自分がやってみたいこと」と「自分が得意とすること」は

別だったりする場合があるからです。

この部分は株でのパフォーマンスに影響していきますので冷静に見極めなければなりません。

 

人生についても同じですよね。

「ミュージシャンになりたい!」と本人は思っていても、実は得意なことは別にあったり、

望んだ会社に就職したものの、「自分の生き方には合っていない」と感じて退職して別の道を見つけたりと、

生きていくなかで、皆さんもそういった体験をしてきたのではないでしょうか?

 

本当は「自分がやってみたいこと」と「自分が得意とすること」が一致していることが一番望ましいことなのでしょう。

しかし、株式投資は主な目的は「利益を得る」という事ですから、 自分に合っていない方法に拘り過ぎると、場合によっては追い込まれる状況を作りかねません。

(「企業を応援するために株式投資を行っている」などの金銭の利益追求以外の理由がある場合はその限りではありません。)

 

以前は否定していた手法だったけど、やってみたら「意外と自分に合っている」ということだってあり得るわけです。

繰り返しになりますが、人は自分のことは知っているようで、意外と知らないものなのです。

新しい可能性を知るためには、扉を閉ざさないようにすることです。

失敗しながら模索していくと、株式投資の中で、自分が得意とすること、苦手とすることが段々とわかってくるようになりますので、

それを踏まえて戦略を練れば、よりパフォーマンスが洗練されていく可能性は高まっていきます。

 

自分の投資方法の問題点を見直そう

上昇相場にある時も、人は我を忘れることがあります。

ついつい強気になり過ぎて、リスクを大きく取り過ぎたり、

当初決めていた以上の資金を投入してみたりと、タガが外れたりします。

 

そして、いざ株価が暴落した時に

「資金管理を徹底しておくんだった!」や

「リスク管理を怠ってしまった!」など

後悔する人も多いです。

 

また、同時に自分の投資方法の問題点が浮き彫りになることもあります。

「もし株価が戻らなかった場合のことを考えていなかったな」

「この投資方法には、欠陥部分があるな」

と色々と気付くことがあるかと思います。

 

そういった痛手を負った時は、投資戦略を見直す良い機会となります。

次また同じような事が起きた時に向けて、対策を考えておきましょう。

そして、暴落時に混乱して起こしてしまった危ない行動も、

忘れないように覚えておけば、次の暴落時には、同じミスを冒す可能性は低くなるでしょう。

 

人間の強みは、その学習能力の高さにあります。

 何をやってもうまくいかないという人は、

一度、自分の投資手法を見直してみるのも良いかもしれません。

 

※投資は全て自己責任で行いください。

 

 株式投資のメンタルケアについての記事はこちらになります。

www.saru-kabu.com